気まぐれ日記 2018年9月

2018年8月はここ

9月1日(土)「執筆以外も着々と・・・の風さん」
 猛暑に注意が向けられて、あっという間に8月が終わった気がするが、よくよく考えてみると、長い8月だった。執筆だけが進まなかったわけで、他はよくやったと思う。あらゆるミッションの中で、創造的な仕事つまり小説のことだが、それはやはり相当むずかしい、ミッション・インポシブルに近いものなのだろう。だからこそ、挑戦意欲がかきたてられるのだが。
 今朝も寝坊。遅い朝食後、雨が小降りのうちに徒歩でポストまで投函に行ってきた。最終校正ゲラの返送だ。念のため傘を持って行ったら、案の定、雨がポツポツ降って来て助かった。転ばぬ先の傘……違うか(^_^;)。
 長男が昼食後京都へ帰るので、駅までキャメロンで送って行った。キャリーバッグを抱えてもらい、何とか同時に二つの荷物(一つは本人)を載せられた。
 11月に今年も名商大のキャリアデザイン講義をやる。提出物の締め切りが迫ってきたので、昨年の資料をベースにして作成し、とりあえず「これでいいでしょうか」と送付した。講義で使うPPTは、少し改訂する必要がある。
 夕方から執筆再開。昨日とは違う関心事を調べてみた。小説は無駄を書くわけにはいかない。すべてがテーマに直結するものであるべきだ。深夜まで調査が続いたが、季節感としての盛り込みかな、と。

9月2日(日)「筋トレも忘れずに・・・の風さん」
 いちおうまともな時刻に目は覚めるが、起きない(笑)。また眠る。そうして、寝坊して起床するわけ。だが、それでもすぐには起きない。実は、ストレッチを少しやる。最後に腹筋トレーニングで終了。老人は色々と忙しい。
 最近はルーチン雑務を減らしている。執筆優先なので。
 昼食に赤飯のおにぎりを2個食べて、また執筆。昨夜調べていた内容は、季節感と同時に作品のテーマに合うように調整できることが分かり、その方向で書いている。せっかくアイデアが出たのに、ちゃちゃっと書き進めることができないのは、やはりボケか。
 予定した時刻になったので、筋トレに出かけた。明日はトレーニングルームが休みで、明後日が台風の上陸で雨になりそうなので……といった計算で、今日行くのだ。
 日曜日なので、トレーニングルームが混んでいた。毎日が日曜日の人は、平日に行くべきだが、ごめんなさい。決めてあるメニューを次々にこなした。やっと1年前に近くなったかな。しかし、体重が……(笑)。
 帰宅し、シャワーで汗だけ流してから、ワイフとホットタイム。仏壇があるので、お下がりのお菓子があるというのも理由だが、コーヒーが好きだった両親に供える意味(口実)もあるのだ。日記にはほとんど登場しない仏壇ではある。
 夕食まで、送る郵便物の準備をした。なるべくまとめて送りたいが、今回は、送付先が6か所ある。それぞれ送り方が違うので、内容物を仕分けした。明日は、手紙(メールも)を書いたり、投函の準備をし、投函するのは早くて明後日だろう。現役時代なら、1日の中のある短い時間内に終える作業だが、一人作業分割という情けない状況だ。
 夕食後、執筆の続き。アイデアにもとづく一つの節がなかなか書き上がらない。う〜ん。
 就寝しようとしていたら、激しい雷雨だ。停電するかな。雷が嫌いなワイフはどこかで卒倒しているかもしれない。

9月3日(月)「執筆以外が多いな・・・の風さん」
 目覚めたら晴れている。昨夜の雷雨が嘘のようだ。
 ワイフは元気に出かけたので、その間に hairdye をした。
 郵便を出そうと思っていた秋田の友人からメールが来ていたので、すぐ返信し、郵送を急ぐことにした。
 卵かけご飯の高速ランチの後、キャメロンでJPの分局へ行き、レターパックを購入してきた。
 なぜかそこで力尽きて(昨日の筋トレのリバウンド?)、2時間ほど昼寝。これが気持ちいいから怖い。
 目覚めたらワイフが帰宅していたので、ホットタイムにした。
 それから約束のアクアへの給油に出かけた。信号の具合が調子よく、35分くらいで帰宅できた。
 夕食前に、昨日の続きで郵便物の準備。メールが来た友人の分だけ完成させ、アクアで分局まで投函に行った。明日は今年最強といわれる台風21号の来襲で外出できない恐れがあるから。
 夕食後やっと執筆の続きをやり、就寝前に、返信が来ない人たちへ催促メールを送った。

9月4日(火)「台風21号にやられた・・・の風さん」
 台風21号の影響は、当地はお昼頃から深夜零時頃まで、との予報だったので、午前中は気にせず、普通にやれることをやった。
 やれることというのは、結局、ルーチン雑務に毛の生えた程度のこと。
 予報通りに午後から風雨が強まった。特に風が強く、ワイフは完璧に備えをしていたが、私の備えは不十分だった。
 午後2時過ぎに停電し、裏の土地に立ててあった赤いコーンが風で倒れた。ワイフの制止を聞かず、コーンの回収に行った。プラスチックとは言え、強風のために猛スピードで吹っ飛んで、他人の家を傷つける心配があったからだ。
 あまりの風雨で、停電の復旧は困難だと思った(県内の広い範囲で停電した)。昼間でも薄暗く、読書もままならなかった。
 ワイフの提案で日没頃にサンルームでさっさと晩ご飯を食べた。冷蔵庫は停電なので開けたくなかったし、電子レンジも使えないので、非常食のような食事だった。
 その後、電灯とろうそくを総動員させて、電池のラジオを聴きながら電気がつくのを待ったが、これでは作業員も無理だろうと判断し、さっさと寝ることにした。私は慣れているので、水でシャワーを浴びて、午後10時頃にはベッドに横になった。
 その後、雷雨になった。まったくどうなってんの?

9月5日(水)「気分は低調・・・の風さん」
 8時間たっぷり寝て起きたが、気分は低調。ワイフによると、今朝の5時ごろに停電が復旧したらしい。実に15時間くらい停電していたことになる。電力会社の復旧作業のご苦労に頭が下がる。こんな風に思うのは、やはり現場の苦労をいくらかは知っているからだろう。現場から遠い人は、ニュースなどで実態を知りたがるが、現場では一刻も早い復旧や救助を優先していて、いちいち報告などしていられるか、という気分になっているはずだ。そして、不眠不休で作業にあたっていることが多い。今年のように災害が連発している場合、全国規模でこういった現場が生じているはず。
 気分は低調だが、何とか元気を出して頑張らねばならない。
 とりあえずルーチン雑務をこなしながら気分を盛り上げ、昼食にカレーラーメンを食べて活を入れ、執筆を再開した。
 そして、目標の4時になったところで、筋トレに出動。
 トレーニングルームは、やはり平日は空いている。それでもマシンの順番が他人とバッティングすることが多く、順番を入れ替えながら、何とか全メニューこなした。
 帰宅し、裏の物置に停電時に使用したランタンを戻したが、ザクロの木が隣家に激しく枝を伸ばしているのを発見した。剪定しなければならないが、もう今日は体力的に無理。さらに、汚水枡の蓋が吹っ飛んでいて、枡の中がゴミで一杯なのを発見した。これは台風の影響に違いない。こちらもすぐに対応は無理。
 ワイフが出かけているので洗濯物を取り込みながら、また気分が低下してきた。
 シャワーを浴びてスッキリしてから、洗い物をして、ソファに座ったら、疲労感が……。
 夕食後、明日の天気予報を見て、明日の午前中に屋外作業をすることを決め、その後、郵送するものを5つ用意したところで、閉店とした。気分は低調でも、色々やったなあ。

9月6日(木)「北海道で大地震・・・の風さん」
 起床して、昨夜準備した郵便物を、とにかく早く投函したかったので、朝食前に分局のポストへキャメロンで向かった。
 帰宅したらワイフから北海道で地震があったことを聞いた。
 非常に気になったが、午前中に屋外作業をしなければ、という強い決意があったので、外へ出た。
 作業は2つあった。1つは、ザクロの剪定で、もう1つは汚水枡の清掃。汚水枡の清掃は、ワイフが先にしておいてくれたので、ザクロの剪定が急務だった。
 身拵えを完璧にし、裏の物置から脚立も持ち出して、取り掛かった。
 油断していて、鬱蒼と生い茂ってしまい(実もなっている)、隣家へせり出していたので、ノコギリでどんどん切っていった。
 だいたい半分くらい刈り込んだろう。途中で隣家のご主人が出てきたので、謝罪もした。
 気が済んだので、後片付けもやって、屋内に戻り、腰を据えてニュースも見ることにした。
 とんでもない地震だった。台風21号の爪痕があちこちに残っている中、また大きな自然災害が発生していたのだ。
 厚真町の崩れ落ちた無数の山肌は、鳥肌が立つすさまじさだった。ショックだった。
 夕食後もまたニュースを見ていたが、我が家でもまた恐ろしいことが起きた。
 昨夜、大きなゴキが台所の流しに出没したのだが(ワイフが退治した)、今夜は、リビングのソファに座っている私の足元へ向かって飛び込んできたのだ。私がスリッパで身構えている間に、ゴキジェットを持ってきたワイフが仕留めてくれた。
 しばらくして、私が冗談半分に「もう一匹台所にいるなんてことないよね」と言いながら台所の照明をつけて覗いたら、な、なんと流しの付近の上にいて、こっちを見ていた。こいつは私がゴキジェットで仕留めた。
 昨日が一匹で、今日が二匹。すべて大型。地震でショックを受けていた私の怒りの炎にも火が付いた。

9月7日(金)「想定外では許されない・・・の風さん」
 ニュースを見るたびに地震の死者数が増えて行く。やりきれない。
 昨夜も1通用意した郵便物を分局のポストへ投函しに行き、そのままドラッグストアへ向かった。そろそろ賞味期限が切れたのではないかと思ったので、ゴキ用の毒エサを買った。
 帰宅して、台所周辺を掃除し、ゴキの進入口として疑っていた、洗濯機の排水ホースの差込口を、チェックしてみると、すき間があったのでガムテープで封印した。そして、強力な毒エサを4個、追加で設置した。
 それからまたキャメロンで出かけた。途中のコンビニでパンとコーヒーでランチにし、床屋へ行ったのだ。
 帰りに家電量販店に寄って、停電対策の器具などを購入してから帰宅した。
 すぐにワイフとホットタイムにしたのだが、朝からずっと動き回っていたので、疲れてしまった。
 地震のニュースはとにかく悲惨だ。北海道全体が停電(ブラックアウト)した話は、まるで原発事故の再発のように、システムの欠陥を露呈したわけで、想定外のことだと言ってよいのか、という想いを強くした。安全(人命)にかかわることに想定外はあり得ないのではないか。
 地震は台風と違って季節と関係ないので、書斎の本棚倒れ防止はやはりしておくべきだと思い始めている。
 今夜はゴキは出なかったが、就寝してから、新たな進入口が思い付き、明日、それらを封印することにした。

9月8日(土)「怒りのゴキ対策・・・の風さん」
 朝食後すぐ、昨日に続き台所のゴキ対策を敢行した。昨夜思い付いた新たな進入口とは、シンクの真下、つまり水道と排水のパイプまわりである。
 シンクの下には、台所用品がぎっしり詰まっているので、それらをすべて外へ出した。ホウ酸団子が5個設置してあったが、ゴキの糞と思われる黒い粒がたくさんあった。やはりここはゴキの活動拠点だったらしい。自分の間抜けさに腹が立った。
 掃除機でゴミを吸い取り、雑巾がけをし、やっとパイプまわりの点検をする気になった。パイプは全部で3本、排水と温水と水道である。システムキッチンの下部に穴が開いていて、そこを通しているのだが、穴とパイプの芯(センター)がずれているし、パッキンはいい加減なものだった。昨年から2年続けてリフォームをやって、バブル期の建築工事のずさんさを痛感する。とりあえずガムテープですき間をふさいだ。
 シンクの下から出した台所用品は、汚れているものが多かったので、それらの洗浄もおこなった。
 約2時間の作業だった。
 ここ数日、不安定な天気が続いている。今日も午後とつぜんの土砂降りが襲ってきた。低調になりがちな気分を盛り上げるため、カフェインを多めに摂取してみた。やはり私の元気の元はカフェイン(主にコーヒーで摂取)らしい。
 執筆を再開してまもなく、長女が近くまで来たという連絡があったので、ワイフと迎えに行くついでに外食してきた。
 帰りは雨だった。
 幸い、今夜もゴキは出なかった。このままシーズンが終われば、昨日と今日おこなったゴキ対策が功を奏したことになるだろう。

9月9日(日)「不安定な天候・・・の風さん」
 不安定な天候が続いている。私の気分も相変わらず低調。執筆がはかどらないせいだ。
 いつも通りに起床。つまり寝坊(世間レベルでは)。自主サマータイムにして、生活を2時間早めれば、効率的になる気がする。そのためには早寝することだろうなあ。
 長女は友だちと会うため出かけて行った。
 昼食はワイフが納豆うどんを作ってくれた。出汁が効いていて美味かった。
 のろのろでも執筆を継続。
 長女が帰宅し、ワイフの教室も終了したので、長女を送りついでに外食に出かけた。
 相変わらず、雨が降ったりやんだり。
 満腹になって、そのまま名古屋まで長女を送った。名古屋は雨が降っていなかったが、帰宅したら、長女からゲリラ豪雨になったよ、とLINEがあった。
 今夜もゴキは出なかった。対策の効果が出ているのかも。これからが楽しみだ。
 少し雑務を処理してから、いつもより1時間早く就寝した。明日は早起きできるかな。

9月10日(月)「プラスマイナス?・・・の風さん」
 潜在意識にタイマーセットされたのか、ちゃんと1時間早く起床した(笑)。ワイフが驚いていた。
 今日も朝からはっきりしない空模様。雨雲レーダーを確認したら、じきに雨雲に覆われることが判明した。今日も屋外へは出られないな。
 さっさとルーチン雑務をこなして執筆へ、と思ったが、メール対応で時間をかなり使ってしまった。月曜日だしなあ。
 昼食にラーメンを食べて、さあ執筆だ、と思っているうちに、早くも早起きのリバウンドが来て、書斎でダウン。
 2時間も昼寝して、ワイフに笑われた。プラスマイナスで計算すると、マイナスじゃん!
 夕方のホットタイム後は、執筆に注力できた。
 執筆が順調でないので、色々な抑制が生じている。すべてがうまく行っていたら、今日からまた出かけているところだった。

9月11日(火)「風邪か?・・・の風さん」
 急に秋めいてきた。朝晩が冷える。昨夜も寒さで途中で目が覚めた。
 昨日の反省で(笑)、今日はまた元通りの寝坊をした。ところが、朝食を摂っている間に頭痛がしてきた。左側頭部、耳上部奥に疼痛がある。偏頭痛とは違う(発作性ではないから)。筋肉や神経痛ではなさそうなので、ロキソニンでなく頭痛薬を飲んでから書斎へ向かった。
 ルーチン雑務をしている間にも激痛が走った。スマートレターを1通作成し、分局まで投函に行ってきた。
 納豆ご飯で昼食にしたが、昨夜寒かったので風邪をひいたかもしれないと思い、風邪薬を飲んでベッドへ直行した。
 2時間後に目覚めたら、しっかり汗をかいている。まだ頭痛がするが、風邪だったと確信し、ファイト〜一発と生卵1個を飲んだ。
 夕食まで執筆ができた。失った2時間はくやしいが、復活の兆しあり。
 知人から原稿の相談があり、感想とアドバイスをメールで送り、今夜は閉店にした。

9月12日(水)「執筆難航・・・の風さん」
 何とか1日で頭痛をやり過ごすことができた(根本完治かは不明)ので、今日は執筆に専念する覚悟を決めた。
 このところ、ゴキとか色々なことで足元をすくわれて、重要な屋外作業ができていないのは気になる。が、今日も雨模様だし、ワイフの教室のため駐車場が利用されているので、それも諦め。
 執筆がなかなか進まないことについては、常に悩んでいる。しかし、悩むことは非合理的で、しっかり原因分析をして対策をとらねばならない。この原因分析がうまくできない。
 消去法でいくなら、道具の問題ではない。便利なITツールはそろっている。資料の問題でもない。今年になって集中的に参考書籍を購入したし、県図書へも行ったし、国会図書館のデジタルコレクションにも貴重な文献があることが分かっている。現地取材が未実施なのが気になる。現地の空気を吸うことで、主人公になった気で、さまざまな想像が生まれるからだ。何とかどこかで実施したいが、もう少し目途がつかないとその気になれない。
 本質的には、感動を呼ぶストーリー展開のための、一つひとつの場面が、なかなか頭に浮かんでこないということだ。そういう点では取材は、いくつかの場面を生み出す可能性がある。だが、現在は、生み出すべきなのに思い付かない場面が多過ぎる。
 それでも、執筆マシンに向かっていれば、わずかな前進はある。今日やっと一つの節が終わった。

9月13日(木)「不調の中でも進展・・・の風さん」
 また頭痛である。昨日無理したのかなあ。いつもより1時間遅く起きて(日はもう高い)、ゆるゆると始動。
 ……と、シャワートイレのシャワーが出ない! 音だけはするのだが、変だな。オーナーが体調不良なら、シャワートイレまで不調か……関係ないか(笑)。
 リビングでツムツムをやっていたら、秋田から電話がかかってきた。高校の同級生と46年ぶりくらいに話した(笑)。ついこの間送った『数学文化』の別刷りが、やはり同級生を通じて渡されたのだ。作品の中で彼自身を登場させているので、渡してもらったのだが、喜んでいた。もっとも読むのはこれからだが。読むと怒るかな、茶化しているので。
 今日も天気が悪い。体調も悪い。シャワートイレも(これは関係ないか)。
 ルーチン雑務をさっと切り上げ、執筆に取り掛かった。
 途中で知人の来宅があった。原稿に対してアドバイスをしている件だ。とても良い材料だが、意識して創作することがされていないので、その考え方をまた説明した。今回、アドバイスをしながら、自分の作品で苦しんでいることも、当然同様なので、自分自身の創作にもフィードバックできる。それがありがたくて、アドバイスも真剣にさせていただいた。
 知人が帰った後も、執筆を継続することができた。今日はさらにコーヒーを多めに飲んで、カフェインのパワーも借りながら、執筆に取り組んだ。そのせいか、進展があった。

9月14日(金)「頚椎症かよ・・・の風さん」
 強烈な頭痛で目が覚めた。今朝もトイレのシャワーが出ない。ボタン操作をあれこれ試しているうちに、床が濡れてきた。ええ〜、本体から水漏れ? せっかく執筆の調子が出てきたのに、何なの、このトラブル続きは!?
 偏頭痛が続いているうちに、ふと思い出した。初めて頚椎症の診断結果が出たときも、こんな症状があったような。頚椎症が悪化すると、上腕がしびれるのと、頭痛があった。
 朝食後、ロキソニンのジェネリック品を服用してみた。
 午前中は、ルーチン雑務をさっと処理した。
 卵かけご飯の後、執筆再開。この頃には偏頭痛が消えていた。どうやら頚椎症だったらしい。俄然、元気が出てきた。
 一方、天気は相変わらずはっきりしない。それでも雨雲レーダーをチェックすると、午後、激しい雨は降りそうもなかった。
 そこで、筋トレに行く決断をした。頚椎症にはやはり筋力アップが重要な対策になる。
 執筆を順調に進め、時間が来たので筋トレに出かけた。体育館の駐車場が混雑していた。当地で開催されている女子ゴルフ、東海クラシックのためのパーク&ライドの拠点の一つになっていたのだ。
 トレーニングルームは空いていた。テンポ良くメニューをこなした。
 帰宅し、ワイフとホットタイムをした後も、執筆を続けることができた。
 夕食後にシャワートイレ本体を外して、色々調べたが、自分で直せそうもない。あ〜あ。
 頭痛がおさまっているので、頚椎症は確定。薬を服用して寝ることにした。

9月15日(土)「トイレを直したご褒美?・・・の風さん」
 薬のおかげで頭痛が出ない。やはり頚椎症のせいだったのだ。
 元気にルーチン雑務をさっと終え、次は執筆……と行く前に、シャワートイレをどうするか、最終判断をすることにした。
 ネットで予備知識を導入し、昨夜から一歩踏み込んで、分解してみることにした。
 探したら、裏側にボルト締付の穴があり、これらを外したら、分解できた。
 じっくり観察した結果、シャワーが出ない原因は、水の供給チューブがノズルから外れていることが分かった。もう1つ、ノズルの動きが変になっていたのは、私が力づくでノズルを引っ張ったため、ラック&ピニオンの原理を応用したノズルの送り機構の、歯車とタイミングベルトがずれていた。この修正のため、さらに分解が必要だった。
 使用されているボルトは、当然といえば当然だが、ステンレス製で、磁力を帯びたドライバーの先に吸いつかないため、再組立が厄介だった。
 それはともかく、すべてメカ屋の範疇だったので、復元ができた。
 電源プラグをさして、動作確認をした後、本体を便器に取り付け(せっかくだったので、清掃はしっかりやった)、ちゃんとアースもとって、見た目は完璧に復元できた。
 本体の自動チェックがOKつまり電気回路的に問題なし。そしてノズル動作(自動洗浄付き)もボタン操作で稼働し問題なし。着座センサーをONにした全動作確認もOKになった。
 新品購入は2万円以上かかるので、節約できた感じがするし、何と言っても、構造を理解できたのがうれしかった。
 ラーメンを食べたくなったので、それで昼食にし、ドラッグストアへ買い物に行った。長女からの依頼で、洗顔クリームを探したが、品切れだった。ただし、店員に聞くと、製造中止の連絡はないとのこと。
 帰宅し、コーヒーを淹れて飲んだ。
 さあ、執筆頑張るぞ、となったが、今日の曇り空と同様に、またもやもやした進展。
 夜、洗い物をし、またコーヒーを飲んで、執筆頑張ろうと、思った直後、ぎょぎょ! 食器を入れた洗い駕籠の下に、黒い物体!
 ゴキジェットでシュパッとやったのだが、その後、行方を見失った。
 いずれにせよ、システムキッチンの上にいるに決まっている。毒エサを食べていることを期待し、さらにゴキジェットもしっかりかけたので、30分もすれば死にかけて動けなくなっているはず、と確信し、しばらく見張ることにした。
 そして、30分経過後、システムキッチンの上の様々なものを、一つずつ取り去っていった。
 そうしたら、何と、噴霧した場所から2メートルも左側に潜んでいた。すばやくそこまで逃げて隠れたのだ。恐るべきスピード。毒エサは食べていなかったのかもしれない。それにしても大きい。今年最大級だ。トドメの噴霧をおこない、動きが止まるまで、またしばらく待つことにした。
 その間に、実家へ帰っているワイフに、ラインでこの大事件を送信した。結論は「トイレを直したご褒美らしい」(笑)。

9月16日(日)「悪夢じゃない地獄だ・・・の風さん」
 昨夜のショックが残っている中、目が覚めた。やはり、ゴキの死骸がある台所へ行きたくないので、寝坊した(笑)。
 朝食後、ゴキの死骸を横目でにらみながら洗い物をした。昨夜使った食器を洗うのではない。ゴキジェットを噴霧した先は、食器洗いカゴだったから、そこに入っているすべての食器を洗ったのだ。当然、時間がかかった。
 いったん休憩はしたものの、イマイチ気合が入らない。こういう時は、体を休めてはいけないと思い、晴天なので、久しぶりの草刈りに出動した。ここのところずっと天気が悪かったので、草刈りができず、雑草は伸び放題だった。
 全面刈りは無理と判断し、駐車スペースを重点的にやった。なので、刈った草が道路に飛び散ることはなく、掃除はしなくて済む。
 バッテリ2個分で、意外と早く終わってしまった。道具類の洗浄はしっかりやった。
 昼食を摂る元気はなく、そのまま昼寝へ。
 そうこうしているうちにワイフが帰宅した。予想よりもはるかに早かった。ワイフは実家で寝不足だったみたいで、不機嫌だった。
 私は再びベッドへ逆戻り。ワイフも昼寝の態勢に入ったようだ。
 昼寝後は、執筆を再開できた。
 夕食のときは、疲労回復して元気になった夫婦は、お互いに昨日あった話をして、大いに盛り上がった。
 夕食後、お茶を飲みながらリビングでゆっくりしたのだが、突然ワイフが「あ、ゴキ!」と叫んだ。
 リビングのテレビの横に黒い大きな奴が出現していた。すばやくゴキジェットを取ってきた私が噴霧したが、どこから来たのだろう? 昨夜の大きなゴキ出現の再現だった。
 その後、私は執筆の続きをやった。意外と進む。
 時間になったので、シャワーを浴びに行った。草刈り後にもシャワーを浴びているので、今日2回目だ。さっぱりして洗面所に出てきた。まさかゴキはいないだろうな、と注意するのは言うまでもない。安全を確認して、バスタオルで体を拭いていたら、ドアの下からゴキが入ってきた! また黒い大きな奴。私はゴキをまたいで全〇のままゴキジェットを取りに行き、戻って来て、噴霧した。
 台所の流しの下の配管と床のすき間を塞いであるので、どこから来たのか分からない。早速ワイフに報告すると、飛んできて、ここかも、と食器洗い機の横の扉を開けた。食器洗い機へ水を供給する配管のパイプが床を貫いていた。よし、明日はここも塞ごう。
 そのまま私は寝室へ向かい、習慣になっている読書をしっかりやって、消灯して寝ようとしたら、階下からワイフの声。
「また、出た!」
 嘘だろ、と思ったが、本当で、現実で、地獄だった。今度は玄関である。大きな黒い奴。「信じられない!」と私は叫んだが、ワイフは冷静だった。「あなたが出入り口をどんどん塞いだから、今度は簡単に出られなくなったのよ」
 なるほど、と思った。この家にはゴキの出入り口が複数あり、これまでは入って来ても、見つからないうちに、すぐ出て行ったのだ。ところが、私が次々に出入り可能なすき間を塞いでいったので、容易に出入りできなくなったのに違いない。出て行こうと思って、ウロウロしているうちに見つかったわけだ。
 さらにワイフは恐ろしいことを言った。「家の中で生まれて、どこかにいっぱいいるんじゃない?」
 その可能性は低いと思うが、燻蒸というかアースレッドも念のためにやる必要がある。
 明日は、食器洗い機周りの、出入り可能なすき間をすべて塞いでやる、と決意しつつ、あっけなく眠りに落ちた(笑)。

9月17日(月)「シャットアウト作戦・・・の風さん」
 今日の起床は、いつもと違う。昨夜の怒り(大ゴキ3匹出現)のエネルギーが、大変なモチベーションになっている。
 朝食後、腹をくくって対策に取り掛かった。最近、何回目だろう。
 先ずは、据え付けの食器洗い機の横の棚の中の、水道供給配管の処置だ。掃除機でゴキの糞らしきものを吸い取った後、雑巾がけもした。そして、床下とのすき間を目張りした後、横の食器洗い機との壁にある穴を塞いだ(だいたいこんなところがまるで手抜き工事に見える。板に丸穴を開け、そこを管を通しているだけで、何も部品が使われていない。がばがばに開いているのだから。
 たったこれだけのことでも、やり方が徹底しているので、私の場合は、時間がかかる。
 次は、食器洗い機だ。システムキッチンに内臓とは言っても、お題目だけだった(笑)。本体とキッチンの間がどうなっているのかということだが、肝心の排水用の配管が見えない構造だった。しかし、これまでの経験で、いい加減なことは容易に想像できる。それなら、そこは塞げないという前提で、やるべき対策は、食器洗い機と取り付けたキッチンとのすき間を埋めることになる。何と、四周のうちの三周ががばがばである。コの字の周囲をすべて封印しなければ、ゴキの奴は出入り自由だ。昨夜の三匹もここから堂々と室内に入って来て、エサを物色した、さて帰ろうかとなったわけだろうが、あちこちにあったはずの出入り口がすべて私に塞がれていたため、フラフラと明るいところへ出てきたわけだ。恐らく毒エサの効果が出始めていて、体の動きも小さな脳みその回転速度も鈍っていたのだろう。一巻の終わりとなったわけだ。
 さて、コの字の封印は容易ではなかった。ガムテープでは無理なほど空隙は大きい。そこで、プチプチとすき間テープを駆使して塞ぐことにした。昼まで作業を続けたところで、すき間テープがなくなった。
 ワイフが昼食に、先日私が栃木県佐野市で買ってきた佐野ラーメンを作ってくれたので、それを食べてから、買い物に出かけた。
 ホームセンターですき間テープなどを購入し、ドラッグストアでアースレッド(自分の書斎用には買い置きがあるが、予備が必要)も購入した。今日は走っているクルマが多くて変だと思ったが、何のことはない、祝日だ。敬老の日。もう敬老の対象になりつつある私は、ゴキのために、こんなに苦労している(笑)。
 帰宅して、封印作業の続き。時間がかかったが、やっと終了! これでもう、1階にはもうゴキの出入り口はないはず。
 ゆっくりする間もなく、今日は亡父の命日なので、ワイフと墓参に行った。5時近い。
 お盆のあと、台風が来たので、墓の周辺は葉っぱが散乱していた。
 帰りに、最近覚えた熟語を思い出そうとしてできなかった。毎日が老化との戦いだ(その熟語は生前墓を意味する陵墓である)。
 帰宅して遅いコーヒータイム。夕食まで、ルーチン雑務をこなした。
 夕食後は、ゴキ出没タイムなので、リビングで警戒態勢に入った。
 その後、執筆を再開し、いよいよ就寝時刻となり、シャワーを浴びた後、昨夜の恐怖(脱衣室に侵入)が脳裏によみがえったが、何とか起きている間には、ゴキは1匹も出なかった。この状態が続けば、今日の作戦でゴキをシャットアウトできたことになる。
 そうはいっても、念のため、書斎にアースレッドを仕掛けてから寝室へ向かった。

9月18日(火)「多忙な1日・・・の風さん」
 ワイフを駅まで送ると約束したのに、できなかった。セットした目覚ましでいったん目は覚ましたものの、その後、また眠ってしまい、次に目覚めたときは、ワイフはもう自宅を出た後だった。
 気を取り直して、今日も頑張らねば……。
 朝食後、1階にある次女の部屋にアースレッドを仕掛けた。猫のちび助はサンルームにとじこめた、トイレや餌と一緒に。
 書斎に入って、ルーチン雑務をこなしながら hairdye を実行。途中で郵便屋さんが小荷物を届けに来たのだが……、出られない。インターフォンで謝って、夕方また来てもらうことにした。
 ルーチン雑務も終え、シャワーで hairdye を完了させ、次女の部屋のアースレッドも終わったので、ちび助をサンルームから解放し、納豆ご飯で高速ランチにした。
 その後、キャメロンで出かけ、UFJで現金をおろした後、町の電器屋さんへ、先日の工事の代金を支払いに行ったら定休日だった。しかし、奥さんが外で洗濯をしていたので、目的は達することができた。町の電器屋さんの便利なところだ。
 ようやく執筆を再開できるかと思ったら、疲労が襲ってきた。しばし休養(やはり筋トレが必要だ)。
 夕方、郵便屋さんが来た。午前中の理由を説明したら、「在宅で出られないと言われたのは初めてです」と笑っていた。
 先週末に、楠木誠一郎さんから新刊が届いていた。『お江戸怪談時間旅行』(静山社)である。面白そうな内容だったのと、女の子が主人公だったので、どういう書き方をしている、同じ作家として興味を覚えて、読み始めた。物語は江戸のゾンビ物である。挿絵がおどろおどろしく、楽しく読めた。女の子は小学6年生で、現代を反映してか、しっかりしている。やや重要な登場人物でも死なしてしまう作り手としての非情さはなるほどと納得。最後、現代に戻ってくるのだが、江戸はその後どうなったのか分からない。
 こうやって他の作家の作品で勉強しながら、自分の作品を書き続けて行くのだ。この作品が、今年32冊目の読了になった。
 今夜もゴキが出なかった。最終対策から2日連続出現しなかった。それまでの状況からすれば激変なので、やはりワイフの仮説通り、完全に出入り口を塞いだことで本当の対策になったのかもしれない。

9月19日(水)「筋トレとおやつ・・・の風さん」
 今日も爽やかな好い天気になった。気分は上々だが、天気は明日から下り坂らしい。重要な雑務(屋外作業など)の予定がうまく組めるだろうか。
 午前中にルーチン雑務(英会話の勉強は中断中)をこなした。
 体重を減らすため(最近やばい状況のため)、昼食は抜いた。
 午後から執筆を再開し、目標時刻になったところで、筋トレに出かけた。やはり最低限の体力がないと、どんな仕事もこなせない。
 トレーニングルームは空いていた。メニューは順調にこなせるが、適正負荷をかけていないので、一進一退だ。次回ぐらいから、負荷を上げていこう。
 帰宅し、ワイフが出かけていたので洗濯物を取り込み、さっとシャワーを浴びようとしていたら、宅配が来たので受け取った。危ないところだった。その後、ワイフともぐもぐタイム(笑)。「おやつを食べているから痩せないのよ」「ここで食べないとお菓子が減らないじゃないか」アホ夫婦の会話。
 その後、執筆。いつものペースが続く。
 今夜もゴキが出なかった。これで3夜連続出なかったことになる。どうやら出入り口封印効果が出ているようだ。

9月20日(木)「雨の1日・・・の風さん」
 昨夜からまた雨だ。鳴海風の表札を取り込んだ(ぶら下げているだけなので)。
 朝食後、雨の中、JAのATMまで生活費をおろしに行ってきた。天気が悪いと気分も低調。
 午前中にルーチン雑務をさっと終了し、執筆をゆるゆると再開。今日も昼食はなし。
 午後も執筆を継続。今日は宅配が来る日だが、なかなか来ない。お知らせメールをチェックしたらクロネコじゃない。佐川だ。クロネコに比べると、当地の佐川は遅いし(時間設定もときどき守られない)、運び方も乱暴だ。ちょっと不安。
 夕方、恒例のもぐもぐタイム。
 雨で回収していなかった郵便物があって、なんと、楠木誠一郎さんからまとめて3冊も寄贈。一昨年、昨年と私も多作に挑戦したが、大変なことだと実感した。今年はたぶん1冊も出版できない。多作作家を尊敬する。
 今回の3冊は、『織田信長』(講談社火の鳥伝記文庫)、『歴史人物伝 織田信長』(講談社)、『マリー・アントワネットと名探偵!』(講談社青い鳥文庫)である。マリー・アントワネットを読んでみたいと思ったら、ワイフに奪われた。「私が先!」(笑)。
 夕食は豚しゃぶ。新製品のスープがあったのだという。ガーリック風味で美味かった。
 ビールを飲んだので、夜の仕事はちょっぴりだった。
 明日も雨らしい。また雑草が伸びるなあ。

9月21日(金)「ちょっと相撲話・・・の風さん」
 いつもより早起きしてワイフを駅まで送った。
 雨の降りが弱くなっている。草刈りは無理だが、筋トレに行けたら行っておこうと思った。
 午前中にルーチン雑務。
 昼食は抜き。ただし、インスタントコーヒーでカフェインだけは摂取しておく。
 午後は執筆の続き。
 目標の時刻になり、雨はほとんど降っていないので、筋トレに出かけた。
 トレーニングルームは空いていた。開始してしばらくして、負荷を感じた。変だな、と思って記録をチェックすると、一昨日来たばかりだった。間1日ではこんなもんか。2日のインターバルは必要みたいだな。混雑する土日を避けるなら、火曜日と金曜日がちょうどいいのかもしれない。何もなければ来週からそうしよう。
 帰宅して、またインスタントコーヒーを飲みながら、大相撲を見た。稀勢の里が白鳳に敗れたが、よく今日までこなしてきたと思った。体力不足や反射神経の低下そして相撲勘など、素人なりにかなり問題があると思っていた。実際、これまでの対戦を見ていると、動きの速い力士についていけないという印象が強かった。それが少しずつ相手を見れる状態になってきて、終盤は体力だろう、と思った。白鳳が堂々とした攻め方をしたので、良い負け方(転がされなかった)をしたと思う。もっともっと稽古をすれば、まだまだやれそうだ。
 筋トレで疲れたので、夜の執筆はほんのわずか。早めに就寝することにした。
 今夜で5夜連続ゴキが出なかった。いいぞ。

9月22日(土)「何度も帰宅・・・の風さん」
 今日もワイフを駅まで送るため、いつもより早起きした……が、ワイフいわく「今朝、区の草刈りだった!」。
 やばい。すっかり忘れていた。リビングのカレンダーにも、デスクダイアリーにも書いてあったのに。
 しかし、ボケで落ち込んでいる余裕はない。ワイフをアクアに乗せて家を出ると、雨がぽつぽつ降っていたが、前回の草刈りと同様に、雨天決行だったから、中止はない。アクアで走りながら、最後の後片付けをしている人がいた。
 いったん帰宅後、JPへ行った。ところが今日は土曜日で窓口は休み。また家へ戻って、郵便物に切手を貼って、再出動。JPの窓口での買い物はできなかったが、投函は完了。今朝3度目の帰宅をしたら、ワイフの不在を知らなかった生徒さんが、ログに来ていた。久しぶりなのだという。お気の毒に。事情を説明して帰っていただいた。
 午前中は例によってルーチン雑務。やれそうな小さなことはさっさとやっておく。
 天気が回復してきた。天気予報は午後は晴れ。降水確率も0%だ。購入したベンチストッカーを組み立てることを決意した。
 そうなると腹ごしらえが必要だ。昼食に卵かけご飯を軽く1杯食べた。
 午後から執筆。目標の時刻になったので、ベンチストッカーの組立を開始。電動ドライバーも準備OK。こういった作業は得意だし、段取りも仕上げも自信がある。ただし、時間はかかる(芸術家肌)(笑)。
 晴天の下、約2時間で終了。氷イチゴを食べて体を冷やした後、南京錠を買いにキャメロンで出かけた。
 道路が混んでいる。そうだ。今日は土曜日(3連休の初日)だった。観光地の道路は混む。
 帰宅して(4度目)ベンチストッカーに荷物を3つ入れ、南京錠をかけた。
 コーヒーを淹れて、大相撲を観ながら休憩。白鳳が堂々たる千勝目と優勝。日本語も上手だなあ。
 ワイフの帰りは遅くなるので、さっさと一人で夕食。納豆ご飯を軽く1杯。
 その後、執筆を再開したが、さすがに疲れたなあ、今日は。
 ワイフを迎えに行って帰宅(5回目)すると、明日を期待してさっさと寝ることに。

9月23日(日)「今日は草刈り・・・の風さん」
 昨日よりさらに好い天気。
 今日もワイフを送ってから、ルーチン雑務を一気にこなした。おかげで午前中から執筆に着手。
 明日からまた天気が下り坂との予報なので、今日は草刈りを決意した。
 力仕事になるので、昼食にインスタントラーメンを食べておいた(笑)。
 目標の時刻まで執筆。頑張ったが、時間は黙っていても目標時刻になるが、執筆の目標ラインには到達できず。
 電動草刈りに出動。今日は敷地の外周部で、前回残してあった部位だ。憎いほど丈が伸びている。電動では難儀である。
 バッテリー2個で外周部がやっと。隣家との境界や住宅側が残ってしまった。
 それでも空を見上げると、嘘みたいな「うろこ雲」! 「ひつじ雲」とも言う。自然はこうでなきゃ(災害なんかやめて、季節感を人間に示すだけでいい)。
 道路に飛び散った草を掃除し、草刈り機を洗って、やっと終了。
 かなり汗をかいたので、シャワーを浴びて、着替えた。テレビをつけるとちょうど千秋楽の横綱戦だった。コーヒーを飲みながら観戦。白鳳は強いなあ。惚れ惚れする。優勝インタビューの後の、解説の元北の富士のひと言がふるっていた。アナウンサーが「白鳳の感想を聞いていかがですか」と聞くと、「よかったんじゃない? よけいなこと言わなかったし」(笑)。
 ワイフが帰るまで執筆の続き。
 夕食後も執筆をしようと思ったが、昨日に続いて疲れが出たので、早めに寝ることに。

9月24日(月)「またゴキ対策・・・の風さん」
 自信のゴキ対策後、昨夜で7夜(1週間)ゴキ出現せず、と書きたかったが、また出たというワイフの報告が今朝あった(涙)。
 その直後から、また弱い頭をフル回転させて、考えた。まだ進入口があって、塞ぎ切れていない、と判断するしかなかった。
 朝食後、先ず、頭で考えただけで気になる部分を(わずかなすき間だったが)封印することにした。2箇所あった。
 続いて、台所内をもう一度くまなく点検した。進入口になり得るのかは定かでない面もあったが、2箇所発見したので、そこをすき間テープ(やわらかいスポンジ)で塞いだ。また1週間様子を見ることにした。
 今日は夕方から天気が下り坂になる予報である。ルーチン雑務を急いでこなし、天気が好いうちに、と買い物に出かけた。
 ドラッグストア内の薬局に用があったのだが、祝日で閉まっていた。ので、パス。この空振りをてこにして、大型家電量販店へ足を伸ばした。LEDランタンを1個追加購入し、地下の100円ショップで防水すき間テープ(かたいゴム)を購入した。これは、ベンチストッカーのため。最後に、GSでキャメロンに満タン給油した。
 外出は少し暑かったが、キャメロンの窓を全開にして走った。幌の修繕ができればオープンカーにできるのだが。
 ファイト一発ドリンクと生卵を飲んで昼食を抜き、昼寝することにした。
 夕方から、家の雑務を処理し、ようやく執筆再開。あとひと息で1節が終わるのだが。
 ワイフを駅まで迎えに行ったが、今日で4日連続送迎は終了する(名古屋でトールのイベントがあり、ワイフは当番だったのだ)。
 夕食後、執筆を再開。明日は早起き不要なので、午前1時半までかかって1節を終了させることができた。
 ゴキが出現しないうちに就寝できた。やれやれ。
 一方で、以前はすき間だらけの家だったから、ゴキは出入りが自由で、オーナー家族にあまり姿を見られることなく、共同生活できたのかもしれない。すき間を塞ぐ行為を始めてから、かえって出入りが制限されたゴキが姿を見せることが多くなり、共存共栄から敵対関係に移ったのかもしれない、などとも思う。

9月25日(火)「MBAホルダーなのに・・・の風さん」
 はっきりしない天気が続いている。晴れ間ものぞくが、雨も降る、といった感じ。自分の最近の仕事ぶりと似ている。
 私の作品は国語の試験問題に採用されることがある。今日、使用許可願いの手紙が来て、今年も2件になった。先方もコスト低減の意識が強いのだろう。毎年使用している感じ。ま、模擬試験だからいいのだが、本試験だったらやばい。経験がないけれど、本試験で使用する場合の許可依頼は、きっと機密保持の契約もするのだろう。
 ちなみに使用料は日本文芸家協会のルールにしたがっていて、千円である(笑)。
 午後、昨日空振りしたドラッグストアへ行き、目的の薬を購入した。ロキソニンのジェネリック。これで頚椎症も安心。あとは体力、筋力アップだ。
 今日も執筆に注力した。いつもそうだが、注力はできる。しかし、アウトプットが冴えない。効率が悪い。ビジネスとして失格。MBAを取得しても、自分の仕事に生かせていない。これが情けない。
 結局、深夜までやることに……。
 最終ゴキ対策後、2夜連続ゴキは出ていない。が、前回は1週間で出たので、まだまだ安心はできない。

9月26日(水)「略号だらけ・・・の風さん」
 寝不足だが(私にとって)頑張って起床。ミックスペーパーのゴミ袋を捨てに行った。月に1回くらいのこと。私専用のゴミだ。
 8時ちょい過ぎにワイフを駅まで送って行こうとすると、ゴミ収集車が来た。クリーンセンターから直行してくるから早い(笑)。
 駅でワイフをおろして、JP分局で使用許可の返信を投函した。
 さっさとルーチン雑務をこなし、ML(地元の図書館を今後こう呼ぶことにする)へ行った。昨日、ある参考資料の所在を調べたら、2冊が県内の図書館のどこにもなく、相互貸借できるNDL(国立国会図書館 National Diet Library の略)にはあるので、久しぶりに申請することにしたのだ。無事届くと、MLはNDLと同条件になるので、館外持ち出しは不可になるが、必要なところだけコピーするので、問題はない。
 今日は天気が下り坂なので、雨が降って来る前に手続きを終えて帰宅できた。
 執筆がやはりピンチなので、屋外作業はむろんのこと、筋トレもパスすることにした。
 お昼は卵かけご飯で10分で終了。
 とにかく執筆最優先……でやっているうちに、ワイフが予想よりも1時間半以上早く帰宅した。私のiPhoneは着信しても気付かない。LINEも電話もしてくれたそうだが、……。外は雨で、ワイフはびしょ濡れだった。
 もうすぐTDLへ行く(子どもたちからのプレゼント)ので、色々と焦っているのだが、台風24号がその頃日本列島を縦断する予報になってきた。やばいぜ、もう。

9月27日(木)「執筆しながら・・・の風さん」
 睡眠十分で起床。昨日から執筆速度が上がっているので、今日もその慣性力で頑張ろう。
 朝食後、ルーチン雑務をさっとこなし、執筆再開。
 だいたい1時間半執筆したら小休憩、といった感じで進む。週末までに区切りの良いところまで行きたいので、天気の問題もあるが、今週は筋トレも屋外作業も無理かもしれない。
 昼食時間になったが、パス! しかし、コーヒータイムでクッキーをつまんだりはしているから、死ぬ心配はない(笑)。
 午後になっても執筆速度は落ちていない。しかし、今の速度を通常速度とした場合、作品がどれだけのペースで仕上がっていくのか、あらためて計算してみると、意外と遅いことに気が付いた。ということは、これまで執筆遅れとかのろいとか自嘲し反省しているけれども、自分で考えるほど遅いわけでもなく、また本来の速度になったとしても、自分で考えるほど速いわけでもないことに気付いた。なんかショック〜(^_^;)。
 朝から雨だったが、午後になって止んだ。このまま明日も晴天は続くみたいだが、土曜日からまた雨が続く予報である。
 さすがに夜になって執筆速度が落ちてきた。
 執筆生活って、あまりカッコよくなさそう(笑)。

9月28日(金)「就寝は午前4時・・・の風さん」
 今朝もワイフを駅まで送るため早起き。久しぶりの青空だが、執筆が大詰めなので、草刈りはできない。
 台風24号の日本列島縦断はほぼ間違いなく、明日から月曜日まで全国的に雨風がひどくなる。当地は、日曜日に運動会が予定されていたが、朝の町内スピーカーで延期決定が放送された。
 いつものようにルーチン雑務をさっとこなし、早速執筆を再開。明日でこの節を完了させ、編集者に送る覚悟なので、もう必死である。
 昼食抜きで頑張ろうと思ったが、ちょっと空腹感があったので、高速卵かけご飯で終えた。
 午後になって、疲れも感じ出したが、休憩をはさみながらの1時間半執筆というペースを堅持した。それと、もう中毒かもしれないカフェイン摂取を忘れずに。
 それにしても好い天気だ。雲一つない青空! 行楽の秋が近いが、毎年その御利益を享受していない。貧乏性だ。
 こうして夜に入ったが、今日の目標地点まで執筆が到達していないので、午前零時ころ、気合を入れた(アイスコーヒーを飲んだ)。
 就寝は午前4時になったが、何とか今日の目標地点に到達した。そして、到達と同時に、面白いストーリーが浮かんだので、明日はそれに基づいて書き直していく。満足感のうちに就寝。

9月29日(土)「出発前日の慌ただしさ・・・の風さん」
 あまり寝坊しているわけにいかず、いつもとあまり変わらない時間に起床。
 大型の台風はまだ沖縄の南に待機している。沖縄地方にとっては超迷惑。日本列島を縦断するなら、さっさと縦断してほしい。
 当地は好い天気だが、屋外作業などをやっている余裕はない。
 さっとルーチン雑務を終えて、昨日の執筆の続き。明日から出かけるし、台風の進路予報を考慮すれば、明日の朝、なるべく早く出発した方が良い。ということは、明日の午前中は仕事はしていられないということだ。何が何でも今日で決着をつけねば。
 ワイフは相変わらず多忙だ。明日からのために、事前調整をしていないので、スケジュールがずっと詰まっている。今日も教室の後、夜は生徒さんたちと女子会だというのだから驚く。
 夜になって長女が名古屋からやってきた。留守番をしてくれるという。ちび助が寂しがるだろうというのがそもそもの動機だったが、今回は台風のための待機みたいな感じになっている。逆に新たな心配が生じる恐れも。
 10時ころ、ワイフも女子会から帰宅してきて、ようやく私の執筆もひと区切りつけることができた。全体の3分の2くらい(第一稿レベル)ができたので、メールで送付した。続きの作業は帰宅してからになる。
 親子3人でカエル饅頭を食べてひと息入れてから、ようやく旅行の準備が始まった。子どもたちからプレゼントされたディズニーリゾートの旅ということになるのだが、これをもらっていなかったら、怒涛の日々が続いて、あっという間に今年も終わっていたかもしれない。
 結局、就寝は午前2時になった。台風への備えもしておかなければならなかった。

9月30日(日)「台風を避けながら・・・の風さん」
 台風の動きを注視しながらの旅が始まる。
 留守番の長女はまだ起きて来ない。午前10時出発になった。もともと昼過ぎに出発するつもりだったのだが、台風が南から迫って来るので、逃げる形で、早めに出発するのだ。
 キャメロンでの東京行きは何度も経験しているので、ペース配分はバッチリ。1時間半走って、浜松SAでうなぎエクレアを食べ、駿河湾SAでラーメンの昼食。途中で何度も雨が降った。しかしこれは、前線が台風に刺激されて降っている程度なので、たいしたことはない。海老名SAで最後の休憩。
 時刻が早いので、いったん東名から環八へ出て、いつも寄るGSに向かった。高速道のGSはリッター167円と高いので、ここで入れておくのが賢い。満タン給油後、一般道でホテルへ向かおうとしたが、ナビは首都高速を指示したので、従うことにした。
 午後6時半にチェックインできた。ディズニーリゾートの開園時刻が1時間遅い9時になったので、シャトルバスの予約を1本後ろへ変更した。台風はまだ紀伊半島の手前だ。しかし、これから東海、関東へと雨雲が大量の雨を降らすはずだ。おっと暴風雨になるのだ。暴風を忘れていた。都内の電車は8時ころから運休が始まる。
 7時半にホテル前のレストランに行ったら、7時で閉店していた。そうか。従業員が帰れなくなるから、深夜営業しているレストランでない限り、これは当然の処置だった。もちろんホテル内のレストランは利用できるが、貧乏夫婦にはちょっと予算オーバーとなるので、しばし困惑。
 留守宅暴風雨の真っただ中にいる。いつ停電になるか心配だ。いちおう備えは十分にはしてきたが。
 今夜は16階の部屋なのだが、窓から周囲を眺めると、近くのファミレスの明かりがついていた。パーキングにクルマもとまっている。そこへ行くことにした。近いけれども、雨が降って来るかもしれないので、キャメロンで向かった。
 超安上がりの夕食を摂ることができた。
 明日の準備をしっかりやった。留守宅は奇跡的に停電していない。広範囲に停電地帯が広がっているのに。
 天気予報によれば、午前零時を境にして、留守宅は暴風雨から脱却、逆に関東地方が暴風雨に突入。睡眠中それが続いて、朝の6時には雨は上がって、明日、日中は晴天で30℃を超える暑さになるらしい。すさまじい天候だ。

2018年10月はここ

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